開業や開店の準備では、内装や仕入れと並んで、ホームページをどうするかを考える方が多いと思います。
お店の名前で検索されたときに情報が出てこないと、場所や営業時間が伝わりにくくなります。一方で、開業前は費用をできるだけ抑えたい時期でもあります。
まず決めておきたいのは、ホームページに載せる情報と、最初にかかる費用と毎月の費用をいくらまでにするかです。この2つが決まれば、制作を依頼する場合も自分で作る場合も、進め方を選びやすくなります。
この記事では、開業時のホームページに必要なページ、準備しておく情報と写真、費用の考え方を順に説明します。最後に、当社が始める開業向けのホームページ制作もご案内します。
開業前にホームページを用意すると、お店を探している人に情報が届きます
開業の知らせをチラシやSNSで見た人の中には、店名で検索して、場所や営業時間を確かめる人がいます。そのときにホームページがあれば、正しい情報を一か所にまとめて伝えられます。
SNSは新しい情報を届けるのに向いていますが、投稿が増えると、住所やメニューなどの基本の情報が探しにくくなる場合があります。ホームページには変わりにくい情報をまとめ、SNSと役割を分けるとよいでしょう。
開業日より前に公開しておくと、開業の告知にもそのまま使えます。名刺やチラシにホームページのアドレスを載せる場合は、印刷の前にアドレス(ドメイン)を決めておく必要があります。
最初は5ページあれば、必要な情報は伝えられます
開業時のホームページは、ページ数を増やすよりも、必要な情報が正しく載っていることが大切です。最初は次の5ページで始め、必要に応じて増やしていく方法があります。
- トップ:お店・会社の特徴と、いちばん伝えたいこと
- サービス・メニュー:内容と料金
- 企業概要(店舗情報):住所、営業時間、定休日、代表者名
- お問い合わせ:フォームや電話番号、LINEへの案内
- プライバシーポリシー:お問い合わせで受け取る個人情報の扱い
お問い合わせフォームで名前やメールアドレスを受け取る場合は、プライバシーポリシーを載せておきましょう。受け取った情報を何のために使うかを書いておくと、お客様が安心して連絡できます。
お店を探す人の多くは、スマートフォンでページを開きます。電話番号を押すとそのまま電話がかけられる、地図のアプリが開くなど、スマートフォンで使いやすい作りになっているかも確認しておきましょう。
お知らせやブログ、営業カレンダーは、更新を続けられるかを考えてから加えるのがよいでしょう。古いお知らせが残ったままだと、営業しているかどうかを迷わせてしまう場合があります。
依頼する前に、載せる情報と写真をそろえておきましょう
制作を依頼するときも、自分で作るときも、先に情報がそろっていると進みが早くなります。次の項目を書き出しておくと安心です。
- 店名・社名の表記と読み方
- どんなお店・会社かを説明する2〜3文
- 主なお客様と、お店の強み
- メニューやサービスの名前と料金
- 住所、電話番号、営業時間、定休日、駐車場の有無
- LINEやInstagramなど、案内したいSNSのアドレス
料金は、税込と税別のどちらで表示するかを決めておきます。お客様に直接販売する商品やサービスは、税込の金額を表示する決まりになっています。
写真は、店の外観、店内、商品やサービスの様子があると、雰囲気が伝わりやすくなります。開業前で店内が完成していない場合は、公開後に写真を差し替えることもできます。
人物が写っている写真を使う場合は、写っている方の同意を得ておきましょう。インターネット上で見つけた画像は、使ってよいものかどうか、利用の条件を確認する必要があります。
地図に表示される店舗情報も、あわせて整えておきましょう
店名や「地域名+業種」で検索すると、地図と店舗の情報がまとめて表示されることがあります。この情報は、主にGoogleビジネスプロフィールに登録した内容です。Googleビジネスプロフィールは、Googleの検索結果や地図に、店舗や会社の情報を表示するための無料の仕組みです。
ホームページとGoogleビジネスプロフィールで、店名、住所、電話番号、営業時間をそろえておくと、検索した人が迷わずに済みます。開業日や営業時間が決まったら、両方を同じ内容で登録しておきましょう。
確認の方法は、地域で検索されたときに、会社の情報が正しく出ているか確認しましょうで詳しく説明しています。
ドメインとメールアドレスは、お店の名前で早めに決めておきましょう
ドメインは、「○○.jp」のようなホームページのアドレスです。名刺やチラシ、ショップカードに印刷するため、開業の準備の早い段階で決めておくと、あとで刷り直す手間がかかりません。
ドメインは、同じものを2人以上が使うことはできません。希望する名前がすでに使われている場合に備えて、第3希望くらいまで考えておきましょう。店名のローマ字に、地域名や業種を組み合わせる方法があります。
ドメインを取ると、「info@(ドメイン)」のようなメールアドレスも作れます。お店の名前の入ったアドレスは、取引先やお客様からの信頼にもつながります。ホームページと同じ時期にそろえておくとよいでしょう。
費用は、最初にかかる金額と毎月の金額に分けて考えます
ホームページの費用は、大きく分けて、作るときにかかる制作費と、公開した後にかかる毎月の費用があります。
毎月の費用には、ホームページを置くサーバー、アドレスのドメイン、安全に表示するためのSSL、更新や不具合への対応などが含まれます。どこまでが月額に含まれるかは制作会社によって違うため、見積もりを比べるときは内容まで確認しましょう。
比べるときに確認しておきたい点は、次のとおりです。
- 制作費に含まれるページ数と、修正の回数
- 月額料金に含まれる内容(サーバー、ドメイン、更新の代行など)
- 契約期間の縛りや解約金の有無
- 解約したときに、ドメインや原稿・写真を引き継げるか
特に、ドメインの名義が誰になっているかは確認しておきましょう。お店の名前で取ったドメインは、名刺やチラシにも載る大切なものです。
月額の費用は、1年間でいくらになるかでも計算しておくと、開業後の資金の計画に組み込みやすくなります。最初の数か月が無料になるサービスの場合は、無料期間が終わる月と、その後の金額を確認しておきましょう。
公開した後は、情報が変わったときにすぐ直せるようにしておきましょう
開業してしばらくは、営業時間やメニュー、料金が変わることがあります。ホームページの情報が古いままだと、お客様が来店してから営業時間が違うことに気づく、といったことが起こります。
情報が変わったときに、誰に頼めば、どのくらいで直るのかを、公開前に確認しておきましょう。自分で更新する場合は、更新の手順を書き留めておくと安心です。
休業日や臨時の営業時間は、ホームページとGoogleビジネスプロフィールの両方に登録します。片方だけを直すと、検索した人が迷う原因になります。
当社では、開業される方向けのホームページ制作を始めます
当社では、開業・開店される方に向けて、ホームページを制作費0円でお作りするサービスを始めます。お申込みの受付は、近日開始の予定です。
- オリジナルデザインの基本5ページ(トップ、サービス、企業概要、お問い合わせ、プライバシーポリシー)
- デザインはおまかせで、2案からお選びいただけます
- 公開から3か月間は月額0円、その後は月額4,980円(税込5,478円)
- 解約金はありません(制作費0円のプランは、月額料金がかかり始めてから6か月の最低利用期間があります)
- 毎月1回、文字や写真の簡単な差し替えを承ります(作業時間15分以内の範囲)
- 毎月のアクセスレポートが標準で付きます(お客様専用のご契約ページで確認できます)
- ドメイン1個とメールアドレス1個(POP受信・100MB)が付きます。メールアドレスの追加は1個につき月額300円(税込330円)です
- スマートフォン対応、お問い合わせフォーム、Web検索・AI検索に対応した基本設定を含みます
月額料金は、クレジットカードの自動課金か、請求書による銀行振込でお支払いいただけます。素材がそろってから1週間以内に初稿をお届けし、ご確認から1週間以内に公開します。
打ち合わせでご希望を伝えたい方には、オンライン打ち合わせ付きのプラン(デザイン相談 29,800円(税込32,780円)、こだわり制作 79,800円〜(税込87,780円〜))もご用意しています。ロゴや名刺、ショップカードなどをまとめて作る開業セットもあります。
料金や内容の詳細は、開業・開店のホームページ制作(制作費0円)のページをご覧ください。
よくあるご質問
Q. 制作費0円の場合、あとから費用はかかりますか?
A. 公開から3か月間は月額0円で、4か月目から月額4,980円(税込5,478円)がかかります。撮影や記事の執筆など、別料金の作業をご依頼いただいた場合は、その費用がかかります。
Q. 開業日がまだ決まっていなくても相談できますか?
A. ご相談いただけます。開業日が決まっていない段階でも、載せる情報の整理やドメインの決め方は先に進めておけます。お申込みの受付開始前のご質問は、お問い合わせから承ります。
Q. まだお店の写真がありません。それでも作れますか?
A. 作れます。写真がない場所は、色や文字を使ったデザインで構成し、公開後に写真が用意できたら差し替えます。開店前の内装工事中の写真は、使わないほうがよい場合もあります。
Q. 1回限りのイベント用のホームページも頼めますか?
A. このサービスでは、1回限りのイベントやキャンペーンなど、短期間だけ使うホームページは承っていません。毎年開催するイベントなど、継続して運用するものはご相談いただけます。
開業のホームページは、載せる情報を決めることから始めましょう
開業時のホームページは、最初から大きなものを作る必要はありません。5ページを基本に、店名、メニュー、住所、営業時間などの情報を正しく載せることから始めましょう。費用は、制作費と毎月の費用を分けて、含まれる内容まで確認すると比べやすくなります。
佐世保市を中心に、開業・開店に合わせてホームページを用意したい方は、株式会社プロヴァシスへご相談ください。お申込みの受付開始は、お知らせとこのコラムでご案内します。


