AIでホームページを自動作成するサービスと、制作を任せる場合の違い

短時間で作れるAIの自動作成と、作る作業から公開後の保守まで任せる方法。事実の確認、セキュリティの更新、月額に含まれるものの比べ方をまとめました。

文・株式会社プロヴァシス

AIで自動作成するホームページのサービスは、お店の業種や伝えたいことを入力するだけで、ページの構成やデザイン、文章までまとめて作成します。月額2,000円台から使えるものもあります。

開業の準備で忙しい時期に、手軽に作れるのは助かる一方で、制作会社に頼む場合と何が違うのか、迷う方もいると思います。

まず考えたいのは、ホームページを公開した後に、誰が内容を確かめ、誰が管理を続けるかです。自分で時間をとれるならAIの自動作成でも十分な場合があり、任せたい場合は保守まで含まれるサービスが向いています。

この記事では、AIの自動作成でできることと、公開前後に必要になる作業、比べるときに確認したい点を順に説明します。

AIの自動作成サービスは、質問に答えるだけで形ができます

AIの自動作成サービスでは、画面の質問に答えたり、AIと会話したりしながらホームページを作ります。店名や業種、強みを伝えると、構成、デザイン、文章、画像の案がまとめて出てきます。

内容を確かめて公開するまで、短い時間で済むのが大きな特長です。公開した後も、AIに頼んで文章を書き換えたり、自分で直接直したりできるサービスがあります。

使える機能や料金、独自ドメイン(○○.jp のような自分専用のアドレス)やメールアドレスの扱いは、サービスによって異なります。申し込む前に、公式サイトで条件を確認しておきましょう。

どちらの作り方でも、店名や住所、営業時間、メニューと料金、お店や商品の写真は、お客様が用意する必要があります。AIが代わりに考えられるのは、それらをどう見せるかの部分です。

AIが書いた文章は、公開する前に事実を確かめる必要があります

AIは、それらしい文章を短時間で作るのが得意です。ただし、入力していない情報を補って書くことがあり、その内容が正しいとは限りません。

たとえば、営業時間や定休日、料金、駐車場の有無が実際と違っていると、来店したお客様に迷惑がかかります。開業前のお店では、実績やお客様の声がまだないのに、あるように書かれてしまう場合もあります。

公開する前に、少なくとも次の点を自分で読み合わせておきましょう。

  • 店名、住所、電話番号、営業時間、定休日
  • メニューやサービスの名前と料金(税込か税別か)
  • 実績、件数、お客様の声など、事実にもとづく内容
  • どの店にも当てはまるような、ありきたりの文章になっていないか

当社では、ヒアリングで伺っていない事実はAIに書かせない決まりにしています。分からないところは「要確認」の印を付けてお客様に伺い、公開前に人が全体を確かめます。

ホームページは、公開した後の管理で差がつきます

ホームページは、公開して終わりではありません。安全に表示され続け、情報が新しい状態に保たれていることで、見に来た人の信頼につながります。公開後には、主に次のような作業が続きます。

ホームページの公開後に続く4つの作業:セキュリティの更新、バックアップと復旧、情報の更新、見られているかの確認
どの作り方でも、公開後にはこの4つの作業が続きます

セキュリティの更新

ホームページを動かしている仕組みには、安全上の問題が見つかることがあります。WordPress(ホームページを作って更新するための仕組み)を使う場合は、本体やプラグインと呼ばれる追加機能を、定期的に新しい版へ更新する必要があります。

更新を続けても、不正アクセスなどの被害を完全に防げるわけではありません。それでも、更新をしないままにしておくと、被害を受けやすくなります。

バックアップと復旧

バックアップは、ホームページのデータの控えです。操作を誤って表示が崩れたときや、不具合が起きたときに、控えから元の状態に戻せます。自動で取られているか、何日分残るか、誰が戻すのかを確認しておきましょう。

情報の更新

営業時間の変更や臨時休業、新しいメニューなど、お店の情報は少しずつ変わります。ホームページの情報が古いままだと、Google マップなどほかの場所の情報と食い違い、お客様が迷う原因になります。

地図や検索に出る店舗情報のそろえ方は、Googleビジネスプロフィールと地図・AI検索の会社情報をそろえるで説明しています。

見られているかの確認

どれくらいの人が見ているか、どこから来ているかを知ると、次に直すところが分かります。解析の仕組みを自分で入れて見るのか、毎月の報告として届くのかも、サービスによって違います。

AIの自動作成サービスを使うときは、次の順で進めると安心です

AIの自動作成サービスで作る場合は、作り始める前の準備と、公開した後の予定まで決めておくと、手戻りを減らせます。

  1. 店名、住所、電話番号、営業時間、定休日、メニューと料金を、1つのメモにまとめます。
  2. お店の外観や内観、商品の写真を用意します。スマートフォンで撮る場合は、明るい時間に横向きで撮っておくと使いやすくなります。
  3. メモの内容をもとにAIに入力し、ホームページの案を作ります。
  4. できた案を、メモと1行ずつ読み合わせて、違うところを直します。
  5. 独自ドメインを使うかを決め、使う場合は設定を済ませてから公開します。
  6. セキュリティの更新やバックアップが、サービスに含まれているかを確かめます。自分で行う必要がある場合は、確認する日を決めておきましょう。

まとめたメモは、ホームページ以外にも、Google マップの店舗情報やチラシを作るときにそのまま使えます。

比べるときは、月額に何が含まれるかを確認しましょう

月額料金だけを比べると、AIの自動作成サービスのほうが安く見えることが多いでしょう。比べるときは、金額と一緒に、その料金で誰が何をしてくれるのかを確かめることが大切です。

次の項目を、それぞれのサービスで確認しておくと比べやすくなります。

  • 独自ドメインとメールアドレスが含まれるか、別の契約が必要か
  • セキュリティの更新を、誰がどのくらいの間隔で行うか
  • バックアップが自動で取られ、何日分残るか。戻す作業は誰が行うか
  • 文字や写真の差し替えを頼めるか。頼める範囲と回数
  • 困ったときに、誰にどの方法で相談できるか
  • 解約するときに、データやドメインを持ち出せるか

自分で行う作業が多いほど、月額は安くなる傾向があります。その分、更新や確認にかかる自分の時間も見込んでおくとよいでしょう。

費用は、月額だけでなく1年間の合計でも比べてみましょう。独自ドメインやメールアドレスを別に契約する場合は、その料金も足して計算します。無料期間がある場合は、何か月目から料金がかかるかも確認が必要です。

作り方は、公開後に使える時間で選ぶとよいでしょう

どちらが向いているかは、ホームページにかけられる時間と、公開後にどこまで任せたいかで変わります。

AIの自動作成サービスが向いているのは、たとえば次のような方です。

  • その日のうちに、まず公開したい方
  • 文章や写真を自分で考えて、作るのが楽しい方
  • 公開後の確認や更新に、自分で時間をとれる方

一方で、制作から公開後の管理まで任せる方法は、次のような方に向いています。

  • 開業の準備で、ホームページに時間をかけられない方
  • 載せる情報の正しさを、人の目で確かめてほしい方
  • セキュリティの更新やバックアップを、自分で行うのが不安な方

どちらを選んでも、店名や営業時間などの基本の情報を正しく載せることが出発点です。開業時に用意したいページや情報は、開業・開店のホームページは、何から準備すればいい? 必要なページと費用の考え方で説明しています。

当社は、AIで作り、人が確かめ、公開後の保守まで引き受けます

当社の開業向けホームページ制作も、デザイン案と文章づくりにAIを使っています。違いは、作る作業と、公開した後の管理を当社が引き受けることです。

お客様にしていただくのは、ヒアリングシートに答えて写真を送り、2つのデザイン案から1つを選ぶことです。公開前には人が内容を確かめ、分からないところは作らずにお客様に伺います。

公開後の保守では、次のことを当社が行います。

  • セキュリティの更新:WordPress本体・テーマ・プラグインを月1回確認して更新し、急ぎの修正が出たときはその都度対応します
  • 毎日のバックアップ:毎日自動で取り、14日分を保管します
  • 表示の見守り:サイトが止まっていないかを、自動で確かめています
  • もしものときの復旧:表示されなくなったときは、バックアップから元に戻します。お客様の操作が原因の場合も、月額の中で対応します

月額の基本運用は4,980円(税込5,478円)で、1日あたりにすると約180円です。サーバー、SSL、ドメイン1個、メールアドレス1個、毎月のアクセスレポート、毎月1回の簡単な差し替え(作業時間15分以内)が含まれます。更新おまかせ(月額7,980円・税込8,778円)では、月30分までの更新を代行します。

公開から3か月は月額0円です。制作費0円の「デザインおまかせ」には、月額料金がかかり始めてから6か月の最低利用期間があります。AIの自動作成サービスとの違いは、開業・開店のホームページ制作(制作費0円)の比較の表にもまとめています。

よくあるご質問

Q. AIで作ったホームページは、検索で不利になりますか?

A. AIで作ったこと自体で、不利になるとは限りません。検索エンジンは、見に来た人に役立つ内容かどうかを重視しています。事実の誤りがあったり、どの店にも当てはまる文章のままだったりすると、選ばれにくくなる場合があります。

Q. AIの自動作成サービスで作ったサイトを、あとから当社に移せますか?

A. ご相談いただけます。今のサイトの状態とドメインの管理を確認してから、進め方と費用をご案内します。サービスによってはデータを持ち出せない場合があり、デザインは新しく作ります。作業の考え方は、ホームページのリニューアルに必要な作業と、移行費用がかかる理由で説明しています。

Q. 制作を当社に任せた場合も、自分で更新できますか?

A. できます。管理画面の「お店の情報」から、営業時間や定休日、電話番号などを変えられます。お知らせの投稿や、ページの文章の手直しもご自身で行えます。

公開した後まで見すえて、作り方を選びましょう

AIの自動作成サービスは、短い時間で形にできるのが強みです。その分、公開前の事実の確認と、公開後のセキュリティの更新やバックアップは、自分で行うか、どこまで含まれるかを確かめておく必要があります。

佐世保市を中心に、開業・開店のホームページを作る時間がない方や、公開後の管理まで任せたい方は、株式会社プロヴァシスへお問い合わせください。作り方の違いや、月額に含まれる内容をご説明します。

記事の内容について、自社の場合はどうなるかもご相談いただけます。

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